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モンテッソーリ教育について

保育所の役割は非常に大きく、日増しに成長していく子ども一人ひとりのニーズに応えていくことが何より大切です。そして、私たち保育士は、常に子どもの求めているものをつかみ、見逃すことなく、与えることを繰り返していかなければなりません。

乳児については、人として成長発達する最も配慮しなければならない時期であり、時にその敏感な成長からのエネルギーが最も旺盛に湧いている時期でもあります。モンテッソーリは、「子どもは、大人(人類)の父である」と言っています。私たちはモンテッソーリ教育に携わる保育士として、またお母様方の代理として「一生を左右する原点はここにある」と固く信じて日々の保育において、真摯な態度で取り組んでいます。

6か月未満の子どもの場合、5感のうち視覚、聴覚の発達は著しく、出来る限り豊かな内容の接し方をしていかなければなりません。モンテッソーリ教育の創始者であるマリア・モンテッソーリ女史曰く、「この時期の乳児の一挙一動は、誠に意味深いものがあり、触角の感覚的反応は見逃せない」と言っています。たった1~2週間という非常に短い期間ではありますが、この頃の子ども特有の仕草である『手をじっと見る』という行為を頻繁に目にするでしょう。これは、手を使うことの前兆であり、この手が『第二の脳』として、以後の全生活を左右していくことになります。
この時期の子どもの発達は、常に自由に、そして出来る限り自発的な行動でなくてはなりません。そして自発的な欲求も強くなるので、人間関係についても満足感を与えるように私たちは努めなければなりません。また、1歳半~2歳ごろになると1語文、2語文の言葉の発達が急速に伸び、ますます自己主張するようになります。マリア・モンテッソーリは、2歳児のこの時期を「ことばの爆発期」と呼んでいるほどです。

3歳児に近づいてくると、人となりの基礎作りが行われる非常に重要な時期に入ります。これをわが国では「三つ子の魂、百まで」という諺で表しています。この時期は、一般に第一反抗期と言われる時期ですが、マリア・モンテッソーリは、この時期を反抗期ではなく第一の『敏感期』という表現をしています。この時期、子どもは物の『秩序』、『順序』などに強いこだわりを見せるようになり、大人が自分たちの都合で勝手に何か変更すると、非常に怒ります。これが一般的には「頑固である」と誤解されてしまいますが、単に融通が利かないのだと考えれば誤解せずに済みます。

前述のような3歳くらいの子ども達の特性をよく私たちが理解していれば、子どもは他者と円滑に交流することが出来るようになり、話し相手との溝もなくなります。そして感情は豊かになり、身近な人の気持ちを容易に察することができるようになってきます。

モンテッソーリ園の場合は、概ね「縦割りクラス」編成の場合が多く、人間関係の軸が兄弟姉妹の間に見られるように、極めて自然に近い環境づくりとなっており、合理的な編成です。

4才児頃になると、知的な興味が自然に膨らみ、「これ何?」から「なぜ?」「どうして?」と盛んに質問するようになります。観察力も旺盛になり、知的な好奇心に包まれていきます。モンテッソーリは、著書の中でこの点についてもふれており、6歳までの間に自然を含めた宇宙的大環境についての大まかな知識を与えるように勧めております。

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