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年齢別 保育について

0歳児の保育

この時期の子供は、発達が著しく、月齢によって大きなひらきがあります。 生後6ヶ月以内では、受動的に刺激を受けとめている赤ちゃんも、その時期を過ぎると運動が急に活発になり、能動的となります。
園では、安全第一に、そして探索がよくできるように環境を整備し、特に、平衡感覚の目ざましい発達時期なので、運動能力を高めるための教具教材を、工夫して与えるようにしています。また、五感の基礎が刻々と組み込まれる時期でもあるので、保育士の言動、一挙一動に、充分注意して接するようにしています。

1歳児の保育

  • 運動面では、歩行も完成し、運動の諸機能も急速に発達して、生活環境も著しく拡大してきます。
  • 言語を敏感に吸収しようと、保育士の口元をじっと見つめます。
    こんな時期にこそ、話しかける工夫や、正しい言葉使い、そして、子供のどんな小さな表現にも配慮してあげることで、あの流暢な言葉の爆発が起きるのです。
  • 子供の内面の秩序の叫びに答えるべく、物の置き場所を一つ一つ定めてあげるなど、ちょっとした工夫が、子供の精神の安定へとつながり、立派な人格を形成する基礎となります。

2歳児の保育

この年齢になりますと、環境への特別な敏感性を示します。
そして、自分を取り巻くあらゆる環境を、良くても悪くても、そのまま吸収してしまう敏感性も持っています。

こんな時期には、子供が自らの力を伸ばし、探索できる良い環境を与えてあげたいものです。

発達に合った教材が充分に準備されている環境で1つずつ、こころゆくまで使えるように配慮し、円満な成長が出来るような子育てを、ご一緒に目指していきましょう。

3、4、5歳児の保育

3、4、5歳児は、縦割りの年齢構成でクラス編成します。

3歳に達すると、意識的行動をするようになり、長時間作業に集中したり、知的活動も多くなり、日常生活の体験を組織化しようとします。

五感の発達も著しいので、モンテッソーリ教育を中心にした保育を展開いたします。また、年中・年長児との交流も自然のうちに深められ、家庭での兄弟姉妹のような関係が生まれるようにし、向上心、情緒の安定、情操の高揚をはかるようにします。

4歳児は非常に活動的・意欲的となります。特に、精神面が豊かになり、目的に向かっての創造力も広がり、言語・数・絵画活動も活発になります。書き、読み、数える・等に、興味を示してきます。
そんな興味を、素直に延ばせる環境作りに励んでいます。

5歳児になると、基本的な生活習慣はほとんど完成し、運動能力も身につき、簡単なスポーツやゲームも行えるようになります。問題の処理能力もつき、正義感も旺盛になります、表現活動も複雑になってきます。

言語、数、文化一般について、より深く知ろうとするようになるので、充分なモンテッソーリ教具を用意し、遊びの中から、それらを発達させていけるようにいたします。

音楽や楽器にも興味を持ちますので、良い音、良い楽器を用意します。また、最年長としてのリーダーシップを身につけ、室内、野外を問わず、年中、年少児に対するいたわりの心、暖かさを育てるようにいたします。

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